日頃の運動不足と乱れた食生活が原因で、お腹を中心に体脂肪が蓄積されて、
ポッコリお腹が目立つ肥満体型になってしまうという人は、
40歳を超えたくらいから急激に増えてきます。
そんな人たちは、見た目のイメージが悪くなるだけでなく、
健康面にも不安を感じるようになり、健康診断を受診すれば、
きっと「メタボリックシンドローム」あるいは、その予備軍と診断されるでしょう。
「メタボリックシンドローム」とは、お腹まわりを中心についた体脂肪が原因で、
さまざまな生活習慣病になる危険性の高い状態を指し、
動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、糖尿病など、
命に係わる重病になりやすいといわれています。
このような危険な状態を改善するには運動と規則正しい食生活が、
最も重要と分かっていても、
実際、毎日、忙しく、常に時間に追われているような生活を送っている人には、
なかなか難しい問題です。
また、今まで、好きな物を好きなだけ食べて飲んできて太った人にとっては、
食事コントロールはかなり辛くて、なかなか続くものではありません。
そんな人たちは、せめてイワシやサバ、マグロなどの青魚に含まれて
健康成分として良く知られているEPAとDHAを
積極的に摂取することをオススメします。
このEPAとDHAは、必須脂肪酸といわれ、
健康維持のために大切な働きをして、ダイエットに有効な成分とされています。
どうしても“脂肪酸”と聞くと、体脂肪と同じイメージがあり、
体に悪いものでは?、と思うかもしれません。
しかし、必須脂肪酸のEPAとDHAは、体内で血液中にあるコレステロールや
中性脂肪の値を低下させ、血液もサラサラに改善するなどの働きがあり、
健康的なダイエットに有効となります。
血液中のコレステロールや中性脂肪が多いと、血液の流れがドロドロ化して、
血管の中で固まってしまう動脈硬化や血栓などをつくり、
脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因になってしまいます。
しかし、EPAとDHAは、コレステロールや中性脂肪を低下させて、
血液をサラサラに改善し、命に係わる恐ろしい病気になるリスクを低減してくれます。
さらに、こうした血液サラサラ効果だけでなく、
EPAには、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を緩和する効果、
DHAには、がんを予防したり、
脳の活動を活発にするなどの効果もあるといわれています。
そして、最近の研究によると、EPAを摂取することで、
痩せるホルモンといわれる「GLP-1」という成分が
多量に分泌されることが分かりました。
「GLP-1」は、食欲をコントロールしたり、
血糖値の上昇をゆるやかにするなどして、肥満体型の改善が期待できます。
肥満体型を改善するためのダイエット法は、
まずは、適度な運動と栄養バランスの良い食事を適正分だけ規則正しく摂ることが
大前提となりますが、それがなかなか思うようにできない場合は、
せめて必須脂肪酸のEPAとDHAを積極的に摂取するように心掛けてみましょう。
しかし、毎日、青魚ばかりを多量に食べるのも難しことだと思います。
そんな時は、EPAとDHAを豊富に配合したサプリメントがとても便利です。
健康的なダイエットに有効な必須脂肪酸のEPAとDHAを積極的に摂取して、
健康な体を維持しましょう!